温厚な俺のちょっと変わったライフ☆

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目を開けたら、其処は....木の上でした。

・・・・・ってそんな馬鹿な!?



01:気付いたら夕方5時




う〜ん。何でだ。
ゴツゴツした質感を持つ木の肌に背中を預け、理由を考えてみる。
何でお日様がもうあんな傾いて赤いんだろう。
何で俺は木の上にいるんだろう。
何で下でやーさんみたいな人達がいるんだろう。
う〜ん......
いくら考えても訳が分からない。

・・・・・・まっ、いいかw

物事を深く考えないことをモットーにしている俺はあっさりと
それは気持ちいいくらいに考えることを放棄した。

う〜ん、なんか眠くなってきた・・・
もう一眠りでもするか♪

人間というものは普段使うことのないところを
動かすと疲労感や眠気といったものを催すらしい。
肌に吹き付ける夕暮れの風はかなり肌寒かったが、
この強力な眠気の前には惨敗だった。
・・・・まぁ、つまり寝ちゃったって訳ですよ。

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「オラァ、何とか言えよ!」
「ビビッって何にも言えないんでちゅか?
 あぁ、あの腰抜けの四番隊でちゅものねぇ・・・」
「ちょうど俺達、この刀の切れ味試したかったところなんだよナァ。」

俺が安らかな眠りに入ってからまだ数十分。
下で数人の男共が何やら人語ではない言葉を喚き始めた。
こういう連中に限って弱かったりするんだよなぁと最初は暢気に思っていた俺も
流石に聞くに堪えない救いようのない五月蠅さを不本意ながら耳にするにつれて、
温厚なことで有名な俺もこれには流石に不機嫌ボルテージが鰻上りって感じだ。

「あああ、うるせぇ! これじゃ、寝られやしない。
 寝不足なのに....しばき倒すぞゴルァ!」

遂に普段温厚で有名な(ここポイント)俺の心のダムが無惨に 決壊。
普段温和しいヤツを怒らせると恐いんだゾ☆
なんて思いつつ、そのまま数メートル下に華麗にジャンプ。

―ドゲシ。ぐえ。

「「「「「てっちゃん!大丈夫か!?」」」」」

ピシッと最後の決めポーズまで決めてこれまた華麗に着地。
宙返りが見事に決まるのって気持ちいいよね♪

「だ、大丈夫だ、これくらい。お前等と鍛え方が違うからな。」

俺、死神なんてやめて、オリンピック選手に転向しようかなぁ。
あっ、でも...引き手数多で、困っちゃうな俺。
どうしよう、モテモテじゃん!

ん?さっきなんか奇っ怪な音がした?
いや〜、きっと空耳だよなw
見事に宙返りが決まっただけだもん♪

「流石、十一番隊の期待のホープ!」

あぁ、この頃働きづめだっただったせいか幻聴まで聞こえちゃうよ。
ホント嫌だなぁ、もう・・・・
これは労働基準法に違法していることを上に訴えて有給休暇を
少なくとも1年くらいがっちりもらうしかないかなw
よし!そうと決まったら善は急げだ!
早速訴えてこよう。うふふ〜♪
アルプス山脈をスキップするかのような爽やかさと鼻歌を織り交ぜながら
俺は愛しの有給休暇を求めて三千里〜♪その記念すべき第1歩を踏み出した。


「おい、待てよ。人様を踏ん付けておいて謝りもなしか?」
「そうだぞ!謝れよ!ええ?」

うわ、何この人達。
初対面の人に向かってガンつけてきたよ!
まっ、でも、俺には有給休暇の方が大切だからな・・・・
しょうがないな・・・・チッ 寛大な心で許してやるか。
この寛大さにキリストも真っ青じゃない?
目線は明後日、気分はブリキの木こりで謝罪開始!

「ゴメンナサイ。」
「ちょっと、その謝り方はまずいですよ。
 この人達あの十一番隊の人達なんですよ」

う〜んw実に見事な棒読み。
これじゃあ、監督も開いた口が塞がらないね!
俺式棒読みブームな予感♪
パイオニアっていい響きだよね〜。

「なんだぁ、その謝り方は!お前誠意はあんのか?」
「アリマセン。」
「あわわわ・・・」

俺の見事な0.1秒の返答に一瞬固まるエキストラ。
うん、この感じw0.1秒の返答って一度やってみたかったんだよね♪
なんか出来る男って感じじゃない?
しかも、屈辱で顔を歪める人間を眺めるって気持ちいいよな!
何このブオトコ、キモクナ〜イ?って感じでさ♪

「随分生意気な坊主だな、お前。
 まずは、お前から調理してやろう。
 後で泣き叫んでも知らないからな。」

格好良く決まったと勘違いして自分にうっとりなおっさんに
吐き気を催す俺。これは、強烈だね!
つうか、何十年前の悪役の台詞ですか?おっさん。
今時そんな古めかしい言い方流行りませんって。
モテないデショ、おっさん。
う〜ん、でも俺的にはGOOD♪だけどね。
何故って?そんなの決まってるじゃないかw

そういうヤツを冷たい目線で見下すのが楽しいのさ!

「アーン?さっきから何ブツクサ言ってるんだ、餓鬼。」
「きっと念仏でも唱えてるんだぜ、ケケケ。」

アーン?って、アーン?だってよ、みんな!
お前みたいなブオトコがそんなこといってもキモイだけだって!
そういうのは、跡○景吾(漫画違う!)とか俺とか....
美形のナイスガイがやって初めて意味があるんだよ!
うわ〜、萎える。めっさ萎えるわ、コレ。
しかも、その取り巻きの笑い方キモイですから!

薄汚い笑みを浮かべているブオトコとそれらに取り囲まれてるこの見目麗しい俺。
え〜っと、これが今流行の逆ハーっていうもの?

―ゾクッ

見て!あまりにも衝撃的すぎて鳥肌立っちゃったよ。
(俺の)健康に激しく悪いから駆除決定だね♪
もう視界に入っている時点でアウト。レッドカード3枚進呈もの。
それじゃあ、みんな最後にこれだけは良く覚えておいてね!メモOKだよ。

ブオトコはあなたの健康を害する恐れがありますので、
長時間視界に入れすぎは注意しましょう。


う〜ん、完璧。まさにトレビア〜ンって感じ♪
っていうことで、サクッと倒させて貰いますか。

ということで、こんな雑魚に斬魄刀はもったいないと考えた為、
俺は何故か偶然近くにあった釘バットを構えてみたりした。

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